自宅建設
今、実家の土地に自宅を建てようとしています。
まずはベンダー選定。検討したベンダーは以下の通り。どこも全国的にメジャーな企業ではなく地域の企業から選定しています。大手はやっぱり価格が高め。もちろん安く作ることもできるのですが、同じ素材で作ったら大手の方が高めだと思います。
実はこれ以外にも見に行ったメーカーは5社ほどあります。半年悩んだ末に最後はPOHAUSとウィザースで一騎打ちの結果、ウィザースに決めました。
比較検討
調査項目は私の主観です。価格は、あくまでに私の希望に対しての各メーカーの回答です。
メーカー | アルネットホーム | SUDO | POHAUS(ポラス) | 松永住宅 | ウィザースホーム(新昭和) |
本体価格(万円) | 2320 | 2254 | 2080 | 1645 | 2136 |
延べ床面積(坪) | 41.13 | 38.2 | 33 | 42.65 | 35.68 |
延べ床面積(坪) | 56 | 59 | 63 | 39 | 55 |
工法 | TS | TS | TS | TS(テクノストラクチャー) | 2×6 |
断熱 | 発泡ウレタン吹付 | グラスウール | グラスウール | グラスウール | 発泡ウレタン吹付 |
外壁 | サイディング | モルタル | モルタル(耐久15年?) | パナソニック | タイル(50年はもつ?) |
屋根 | 選択可能 | アスファルトシングル | コロニアル(耐久20年?) | 瓦 | 瓦(50年はもつ?) |
床 | 無垢材 | 無垢材 | 無垢材 | 合板(表面フィルム) | 合板(表面木材スライス) |
太陽光発電 | Qセルズ5K込み | 含まず | パナソニック 3.6K | 含まず(選択す場合はパナソニック) | Qセルズ4.5K込み |
火災保険 | 未確認 | 未確認 | T | 未確認 | T |
30年間のメンテナンス費用(万円) | 未確認 | 未確認 | 335 | 未確認 | 240 |
特徴 | 自由度の高さ | デザイナーズホーム | デザイン力 | 低価格、パナソニックのサイディング | リーズナブルなタイル、2×6の家 |
各メーカーの私のイメージ
- アルネットホーム – 何でも選べる。自分がどんな家を建てたいかはっきりイメージ出来ているならいいかも。デザインは基本、担当についた営業(主に店長)がこなします。やはり専門のデザイナー(設計士)ではないので物足りなさは否めませんでした。
- SUDO – 元々北海道の会社で千葉に息子さんが支店を構えています。家の設計思想はHPでご確認ください。関東に持ち込んだ北海道仕様の高気密・高断熱の家をというコンセプトです。モルタル、アスファルトシングルの美しい家です。デザイナーズ住宅に分類されるんですかね。
- POHAUS – 8人のエキスパートデザイナーが提案時から入ります。はっきり言ってすごいです。プレゼンを受けたらまず確実に感動すると思います。白模型も秀逸です:-)
- 松永建設 – 今、浦和美園辺りでPOLUSと二分する勢いで建売を建ててれビルダーです。パナホームから技術供与、資材提供を受けていてテクノストラクチャー(一部鉄骨を使った木造軸組工法)&高耐久サイディングの家がパナホームよりは大分安く建ちます。(標準内装は若干チープ)
- ウィザース – 新昭和が手掛けるブランド。クレバリーホームなんかもやってる会社です。ウィザースブランドはタイル外壁、2×6工法での施工になります。
決定の理由
ウィザースを選定した理由は全体的な品質の高さ。タイル・瓦による30年間のメンテナンス費用の低さです。今でもPOHAUSのデザインには魅力を感じていてもし、POHAUSを選んでいたらどんなワクワクする家が建っただろうと思わなくもないですが、世の中に建っているモルタル・コロニアルの住宅の15年後を見ると外壁塗装は必要だと思うし、30年経てば屋根もかなり危険な状態になっているように見えます。もちろん技術が進歩しているので、今建てた家が30年後に同じようになるかというと違うのかもしれませんが基本的には変わらないと思います。何だかんだ言って一番持つのは焼き物です。塗ってるわけではないので、色落ちしたり劣化したりはほとんどありません。また、2×6による基本的な耐震性の高さ。対火災性の高さ。まぁ、TS工法(従来工法)でも十分な性能は出せるとは思うのですが、基本性能に拘った選択となりました。