「QNAP」タグアーカイブ

楽天ひかりのxpassのRTT悪化?(寝れ衣でした)

使用感として遅く感じていたわけではないのですが、MRTGを見ると最近、利用が多い時間帯のRTTが悪化しているようです。PPPoEでは以前からこういう傾向が見られたのですが、xpass接続ではこういうことはありませんでした。

2023/9/10 7:30時点
Weekly
Monthly

34週後半から遅くなってるので8月末くらいからですかね。60msってかなりあれな感じですね。。。最近、VDIがもっさりするなぁと思ってたのはこれか?

ちなみに、7:30AM頃 www.yahoo.co.jpにtraceかけてみるとこんな感じ。

>tracert www.yahoo.co.jp

edge12.g.yimg.jp [183.79.250.251] へのルートをトレースしています
経由するホップ数は最大 30 です:

  1    <1 ms    <1 ms    <1 ms  192.168.1.1
  2     4 ms     4 ms     3 ms  192.0.0.1
  3     4 ms     4 ms     4 ms  163.139.136.70
  4     4 ms     4 ms     4 ms  163.139.92.2
  5    10 ms    10 ms    10 ms  163.139.136.135
  6    16 ms    10 ms    11 ms  124.83.228.73
  7    11 ms    11 ms    11 ms  183.79.224.202
  8    10 ms    11 ms    10 ms  183.79.250.251

トレースを完了しました。

この時間は快適ですね。

みんなの回線速度で測ってみました

9/13 追記

原因わかりました。このMRTGはQNAP TS-230上のコンテナで動いているのですが、ファームウェアかコンテナステーションアプリアップデートで使用が変わったようです。。。

何が変わったかと言うと、コンテナのネットワークとしてブリッジを選んでDHCPにしておくとDHCPから拾ってきたIPとデフォルトGWを使ってくれたのですが、どうやらデフォルトGWは強制的にQNAPの設定に従うようになったっぽい。。。

これで何が起こるかと言うと、私はQNAPを外部公開するために、PPPoE接続のルーターに経路を向けています。IPoEでは固有グローバルアドレス持てないので。

今は、外部公開もあんまり必要ないので、QNAPのデフォルトGWをIPoE側のルータに向けようかな。。。

やってみたら、変な動き。。。

一旦コンテナのインターフェースを削除してブリッジで作成しなおしても、動的IPアサインだと元のGWのまま。再度削除して静的アサインにしたらゲートウェイは新しいGWになっていて(手では変更できない)そちらで通信できるようになりました。。。QNAPのコンテナステーションの仕様?バグ?

裏技的な事を言えば、一旦QNAPのGWを変更してコンテナのインターフェースを作ってからQNAPのGWを戻せば、別のGWにできそうです。(やらないけど)

ちなみに、使ってるファームはQTS 5.1.1.2491です。

QNAP停める?

最近とにかく電気代が高い!

うちはスマートホームSという契約で1:00-6:00が17.78円/kWh、それ以外が25.80円/kWhという契約なのですが、2023/1月の時点で燃料費調整額12.99円/kWh、再エネ発電賦課金3.45円/kWhが追加されるので、深夜帯でも34.22円/kWh掛かるんですよね。

でQNAP TS-230は平均15Wh食ってるので、1か月で10.8kWh、約370円/月掛かってることになります。(しかし、TS-230は意外と電気食ってないですね。さすがARM版。)

もしかしたらクラウドストレージにした方が安い?

と考え始め検討しました。お、いいサイトが。

https://notepm.jp/blog/1683

ふむふむ。やっぱ GoogleDriveかOndriveかな。

モバイル向けクライアントも充実してるし。常時見たい or 保護したいデータは現状、1TBもないので、OneDrive for business (プラン 1)なら540円/月という手もあるかな。1TB、540円って0.53円/GBくらいですよ。AWSのS3 1 ゾーン – 低頻度アクセスだって0.011USD/GB(130円換算で1.43円/GB)なのでめちゃ安です。

ちなみにGoogleは無制限って書いてありますが、Googleのサイトを確認すると今は2TBになってるようですね。

QNAPの購入費も考えれば、もはやOneDriveでいいんじゃね!?

という訳で、今、せっせと移行しています。移行が終わったらQNAPは普段は止めておこうと思います。

ただ、やってみてわかったのですが、OneDriveって個人向けと会社向けでちょっと動きが違います。というか、サービスが違います。

  • iPhoneからの写真バックアップできるが、人物検索などはできない(ただ貯めるだけ)
  • Businessから家庭向けのOneDriveに共有できない。(共有掛けようとすると、組織に所属してないとだめだと言われます。共有リンクは発行できるので、ブラウザから共有にアクセスはできるのですが、PCに同期できないで不便です。)

それでも良ければ、確かにOneDrive 1TBを540円/月で使えます。そんなわけで非常に悩んでいます。

  • パターン1 私も妻もOneDrive for Business Plan1に入る。計 1,080円/月。計2TB分の単なるファイル置き場として使う分にはありかなぁ。
  • パターン2 私はMicrosoft 365 Personal(¥12,984/年)、妻は無料のOneDrive。計 1,082円/月。Officeを使えるメリット。でも私そんなにOffice使ってないんだよな。さらに、妻のiPoneの自動写真バックアップ先は私のOneDriveにできる訳ではないので、妻分のストレージを買うか、移動するという手間が必要。
  • パターン3 今まで通りQNAP使う。購入費5万円くらい(5年償却で月830円程度)。電気代370円/月。計1,200円/月。まぁ、QNAP5年以上使えるし、電気代が下がればやっぱQNAPのままがいいような。ちなみにディスクは8TB2本でミラーを組んでます。

結果、今のQNAPがあるうちはQNAP続投かなぁ(笑)

FileMany素晴らしい!

iPhoneの写真をQfileでQNAPにバックアップする設定をしていたのですが、設定をミスって同じ写真がIMGxxxコピー(1).jpgのようなファイルが大量発生してしまった。

これを効率よく重複ファイルだけを消す(中にはほんとにファイル名が被ってその名前になったものもあるようなので無条件にコピーファイルを消すのは危険)方法がないかと探したところFileManyというフリーウェアを見つけました。サイズやハッシュを比較して同じファイルをリストアアップしてくれます。そのうえで、「作成日が古いファイルを残してチェック」という選択ができ、選択したものを削除できます。

素晴らしい!

QuMagieでHEIC写真を表示させる

最近のiPhoneの写真は標準だとHEICフォーマットで保存されている。Google PhotosやAmazon PhotosはHEICでも普通に表示できるのだが、QuMagieはCAYIN MediaSign Playerというコーデックを入れる必要がある。

CAYIN MediaSign PlayerにはPlus版($11.99)とBasic版(無料)があってHEICを使うためにはPlus版が必要。

CAYIN MediaSign PlayerのインストールはApp Centerから「CAYIN」を検索してインストールするだけ。

CAYIN MediaSign Playerのインストールが終わると自動的にQuMagieのサムネイル再生成が開始された。写真の量にもよりますがTS-230だとめちゃめちゃ時間かかりました。サムネイル1枚作るのに10秒以上かかってる感じ。。。

https://www.qnap.com/ja-jp/how-to/tutorial/article/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%97%E3%81%9F-cayin-mediasign-player-%E3%81%A7%E3%83%93%E3%83%87%E3%82%AA%E3%82%92%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%97%E3%81%A6-heic-%E5%86%99%E7%9C%9F%E3%82%92%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95

QNAP TS-230でMRTGを動かす

今までTS-269 Proを使っていたが老朽化したのでTS-230に買い替えたのだが、他にも買い替えたい理由があり、その一つがコンテナステーションが使えることだった。

という訳で、さっそくMRTGをQNAPで動かしてみた。びっくりするくらい簡単に動いた(笑)

使ったコンテナは以下の2つ

※TS-230はARMアーキテクチャなのでx86用のコンテナは使えないので注意

ほんとは、docker-compose(コンテナステーションでもCreate Applicationから作れる)でコンテナ連携して上げるのがかっこいいと思うけど今回は手動で。コンテナ内に設定残しちゃってるのであんまりいいやり方ではないです。

とりあえずちゃっちゃっと上げる手順を。

コンテナステーションを立ち上げてCreate選んで検索ウインドウでrpi-mrtgとかnginxとか書いてDocker Hubを検索すると目的のコンテナが出てくるので選んで「Install」!

ちなみに、mrtgで検索を掛けると出てこない。また、アーキテクチャがARMでないものも出てしまうので、コンテナイメージ探しはdocker hubでアーキテクチャを指定して探した方がいいかも。

例) https://hub.docker.com/search?q=mrtg&type=image&architecture=arm%2Carm64

その時に、色々聞かれるけど、ほとんど弄る必要はない。

MRTGのデータを保存するところをShered FolderでQNAP内のフォルダを共有しておく。そうしないとnginxコンテナとコンテンツフォルダを共有できないので。QNAP内のフォルダ共有以外のも色々方法はあるけど。まぁ、これが一番楽でしょう。

あとは、Create押せば立ち上がります。

次にnginxコンテナも作る。MRTGをWEBアクセスすることを考えると、Network ModeはBridgeでIP付けといた方がいいと思う。

nginx側でもフォルダ共有かけときます。MRTGでデータ保管で指定したフォルダを/usr/share/nginx/html(デフォルトでここを見る設定になってます)にマウントしておく。

これで、コンテナを立ち上げればhttp://192.168.1.10/でMRTGが見えるはず。

MRTGのcfg書きとかは、コンテナに入って書く。(ほんとは、ファイルリンクしてQNAP側のファイルを書き換えれば反映さるる方が美しいけど、面倒だったので、コンテナ内を編集しちゃいました。。。)

コンテナに入るには、例えばOverviewからコンテナの「>_」をクリックして/bin/shを起動すればWEBから入れます。

以上!

QNAP HBS 3 to S3バックアップ注意点

TS-230にリプレースしたので、バックアップジョブを作り直したのだが、残念ながらTS-269Proのバックアップジョブで作ったバックアップリポジトリをそのまま使うことはできなかった。

TS-230で新たに、バックアップジョブを作るときに、既存のS3内に同名フォルダがあるとジョブを作成できない。

バックアップ先のS3設定は後から変えられない。ストレージクラスを変えようと思ったらバックアップジョブ作り直し。そうするとバックアップデータも引き継げないので注意。

間違えてInteligent-Tieringを選んでしまって、そのせいで1か月以内にファイルを消したら(ライフサイクルで1日後にGlacier Deep Archiveに移動してるので)結構な額を取られた。。。

https://aws.amazon.com/jp/s3/pricing/

S3 Intelligent Tiering、S3 標準 – IA、S3 1 ゾーン – IA のストレージには、最低 30 日間のストレージ料金が課金されます。30 日が経過する前にオブジェクトが削除された場合、その 30 日の残りのストレージ料金が日割りで請求されます。30 日が経過する前にオブジェクトが削除されたり、上書きされたり、別のストレージクラスに移行されたりした場合、通常のストレージ利用料金に加えて、その 30 日の残りのリクエスト料金が日割りで請求されます。

気を付けましょう。。。

QNAP TS-269Pro to TS-230移行

QNAP TS-269Proも購入して7年経過してるのでそろそろ壊れてもおかしくないということで、リプレース。

QNAP to QNAPのリプレースの場合、Intel系からIntel系への移行ならHDDを差し換えるだけで移行できる。ただ、その場合はHDDの中はそのままなので、後から追加されたスナップショット機能とかは使えない。

TS-269Proを買った時は自宅にESXiサーバがあってそのバックエンドストレージとしても使っていたので、ちょっといいやつを選んでいたが、今は単なるデータ置き場なので、TS-230(ARM系)に変更することにした。TS-269Proが55,000円だったのに対し、TS-230は19,900円。

Intel系からARM系に変更するときは基本的に設定しなおし、データはコピーして移行する必要がある。

と言っても、QNAPなので、大して設定するところもないので、ユーザ作って、グループ作って、共有作ってHBS3(Hybrid Backup Sync 3)でフォルダー間同期ジョブを作って同期するだけ。簡単です 🙂

ついでに、消費電力を考え、今回は HDDを2.5インチに変更した。HDDはTOSHIBA MQ04ABB400R (4TB)を選択。Amazon で整備済み品を買ってみた。(問題があってリペアした製品?)1か月使ってみたが特に問題なし。

家庭使いでは十分な性能な感じ。ただ、ちょっと気になるのがHDDの交換の仕方。Hot Swapには対応してるのだけど、構造がイケてなくて、持ち上げて底のネジを外してトップカバーを外さないとHDDを交換できない。これ。。。事故る気がする(笑)

TS-230はGooglePhotos有料化対応 で書いたQuMagieにも対応しているので試してみた。実はこれがやってみたくて今リプレースしたという噂も(笑)

が、ちょっと、GooglePhotosやAmazon Photosの様な使い勝手の良さはない感じ。

動作感: もっさり。まったり。インデックス化や人物判別などはQNAPのJOBとして実施するのですが、これがすごい掛かるのと、モバイルアプリの作りが良くないのか操作の時の応答性が良くない。

人物判定精度:かなりアバウト。GooglePhotosに比べると同じ人物を別人と判断することが多い。WEB UIから同一人物だよ。別人だよ。と教えてあげることは可能。

GooglePhotos有料化対応

GooglePhotosが6/1より有料化するので、身辺整理を(笑)

まず、GooglePhotosがどうなるのかを確認。

  • 今までは「高画質」での写真、動画保存は無制限の無料でった
  • 2021/6/1以降にアップする写真や動画は形式にかかわらずGoogleドライブの利用量としてカウントされる
  • Googleドライブの無料使用量は通常15GB
  • 2021/6/1より前にGoogle Photosに上げた写真、動画に関しては課金されることはない

ってことですね。2021/6/1以前に上げた写真や動画と、それ以降の写真や動画の容量をどうやって管理するのか気になりますが、こういった要件になります。

https://japan.cnet.com/article/35162321/

という訳で、まずはゴミ掃除。とにかくGoogleドライブ内のゴミを消してみよう。

私は何かのキャンペーンで17GBが無料。でも既に15.2GB使用中!

「保存容量」をクリックすすと何がどのくらい容量を使っているか出るのですが、なんだこのisoファイルは(笑) 速攻消します。

Googleフォトってフォルダーがある?
フォルダを開くと

確かに、一時期Googleドライブで同期してた時期があったような。今は使ってなくて、消しても良いということなので、速攻削除!

消して、ゴミ箱を空にしても保存容量はすぐには反映されない模様。(1時間ほど経ってから見たら更新されてました)

さて、ようやく本題。どんだけGoogleドライブを整理してオもGooglePhotosを使う限り15GBは超えてしまうので、選択肢を考えねば。私の場合この3つかな。

  1. そのままGoolgePhotosを使い続ける(一番楽)
    • 「保存容量を購入」で100GBで240円/月(2021/5/2現在)でそのまま使える。年間2,880円
  2. Amazon Photosに移行する
    • Primeメンバーは、無制限のフル解像度のフォトストレージと、5GBのビデオストレージを利用可能(私はAmazon Primeからは既に出られない状況なので実質タダ)
    • 人物検索や、日時、場所などの検索ができるので、GooglePhotosに近い使用感で使える
    • 動画はどっか別に保存する必要がある(NASに保存しようかな)
  3. NASに保存する
    • 私はQNAPユーザなので元々使ってるQFILEで写真はすべてQNAPにも保存しており、QNAPからAmazon S3 Glacierにバックアップを取ってるので保管という意味では既にコンプリート
    • 検索って意味では難がある

という訳で調べてみたところQuMagieってのがなんかかっこいい!

でも、私の古いQNAP(TS-269Pro)は対象外みたい。。。

https://www.qnap.com/ja-jp/software/qumagie

私のQNAPでも使えるPhoto Stationって機能もあるんだけど、共有をメインに考えてるソフトで検索って意味だとやっぱりQuMagieかな。まぁ、QNAPを買い替える時はちょっと考えるとして。

まぁ、やっぱり、普段使いはAmazon Photosを使いつつ、写真、動画全体のバックアップはQNAPにQFILEでバックアップ。がいいかな。

AWS S3 Glacier deep archive

今年のre:Inventで発表されたGlacier deep archive
個人的には大変有り難いです。
私はQNAPのバックアップをGlacierに取ってます。
私のバックアップ量は340GB程度で毎月1回バックアップして月額$1.5程度です。
これが1/5になるということは1TB置いても$1程度という。
まだアナウンスのみですがおそらく今年の上期には使えるようになるのではないかと思います。とても楽しみです。今までは重要ファイルのみをバックアップしてましたが、これだけ安くなれば仮想マシンのイメージごと残しておいてもいい感じですよね。

QNAPのバックアップとしてAWS Glacierを使う

QNAPではHybridBakcupSyncというアプリが使えてAWS Glacierなどにスケジュールバックアップすることができる。
方法は至って簡単「Cloud Backup Sync で Amazon Glacier に接続する方法は?」の通り。
ただ気を付けないといけないのが、あらかじめAWS側でVaultを作成してそこを指定すると以下の様なエラーが出て先に進めない。

ストレージ指定で存在しないVault名を書いて先に進むと、最初のバックアップ時にVaultを自動で作ってくれる。

オプションでローカルのファイルが消された場合何日後にGlacierからも消すといった指定ができて中々素敵です。

ちなみに今回、200GB、46,000ファイルをGlacierにアップロードしたところ、Put課金 39,952 Requests ($0.0571 per 1,000 requests) = $2.28、200GB($0.005/GB・月)=$1/月だそうです。
ハイパーファミリーの回線で約8時間かかりました。計算すると平均55Mbpsくらいですかね。十分な速さだと思います。
ただし、転送は8時間で終わるのですが、その後、Glacier側で書き込み処理をするようで、実際にVault Inventoryのサイズが上がりきるまで4時間ほどかかりました。まぁ、災害対策的な保管なら全く問題ないですね。
もっとクイックに入れたり出したりしたい人は素直にS3を使いましょう 🙂
【2017/1021 追記】
Glacierに直接バックアップすると、QNAPの情報が失われたとき戻せない可能性が高い(試してない)のでこちらの方法に変更しました。QNAPのバックアップとしてAWS S3 to Glacierを使う
参考情報