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QNAP HBS 3 to S3バックアップ注意点

TS-230にリプレースしたので、バックアップジョブを作り直したのだが、残念ながらTS-269Proのバックアップジョブで作ったバックアップリポジトリをそのまま使うことはできなかった。

TS-230で新たに、バックアップジョブを作るときに、既存のS3内に同名フォルダがあるとジョブを作成できない。

バックアップ先のS3設定は後から変えられない。ストレージクラスを変えようと思ったらバックアップジョブ作り直し。そうするとバックアップデータも引き継げないので注意。

間違えてInteligent-Tieringを選んでしまって、そのせいで1か月以内にファイルを消したら(ライフサイクルで1日後にGlacier Deep Archiveに移動してるので)結構な額を取られた。。。

https://aws.amazon.com/jp/s3/pricing/

S3 Intelligent Tiering、S3 標準 – IA、S3 1 ゾーン – IA のストレージには、最低 30 日間のストレージ料金が課金されます。30 日が経過する前にオブジェクトが削除された場合、その 30 日の残りのストレージ料金が日割りで請求されます。30 日が経過する前にオブジェクトが削除されたり、上書きされたり、別のストレージクラスに移行されたりした場合、通常のストレージ利用料金に加えて、その 30 日の残りのリクエスト料金が日割りで請求されます。

気を付けましょう。。。

QNAP TS-269Pro to TS-230移行

QNAP TS-269Proも購入して7年経過してるのでそろそろ壊れてもおかしくないということで、リプレース。

QNAP to QNAPのリプレースの場合、Intel系からIntel系への移行ならHDDを差し換えるだけで移行できる。ただ、その場合はHDDの中はそのままなので、後から追加されたスナップショット機能とかは使えない。

TS-269Proを買った時は自宅にESXiサーバがあってそのバックエンドストレージとしても使っていたので、ちょっといいやつを選んでいたが、今は単なるデータ置き場なので、TS-230(ARM系)に変更することにした。TS-269Proが55,000円だったのに対し、TS-230は19,900円。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B083ZKQMFW/ref=ppx_yo_dt_b_search_asin_title?ie=UTF8&psc=1

Intel系からARM系に変更するときは基本的に設定しなおし、データはコピーして移行する必要がある。

と言っても、QNAPなので、大して設定するところもないので、ユーザ作って、グループ作って、共有作ってHBS3(Hybrid Backup Sync 3)でフォルダー間同期ジョブを作って同期するだけ。簡単です 🙂

ついでに、消費電力を考え、今回は HDDを2.5インチに変更した。HDDはTOSHIBA MQ04ABB400R (4TB)を選択。Amazon で整備済み品を買ってみた。(問題があってリペアした製品?)1か月使ってみたが特に問題なし。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08D5CJQSQ/ref=ppx_yo_dt_b_search_asin_image?ie=UTF8&psc=1

家庭使いでは十分な性能な感じ。ただ、ちょっと気になるのがHDDの交換の仕方。Hot Swapには対応してるのだけど、構造がイケてなくて、持ち上げて底のネジを外してトップカバーを外さないとHDDを交換できない。これ。。。事故る気がする(笑)

TS-230はGooglePhotos有料化対応 で書いたQuMagieにも対応しているので試してみた。実はこれがやってみたくて今リプレースしたという噂も(笑)

が、ちょっと、GooglePhotosやAmazon Photosの様な使い勝手の良さはない感じ。

動作感: もっさり。まったり。インデックス化や人物判別などはQNAPのJOBとして実施するのですが、これがすごい掛かるのと、モバイルアプリの作りが良くないのか操作の時の応答性が良くない。

人物判定精度:かなりアバウト。GooglePhotosに比べると同じ人物を別人と判断することが多い。WEB UIから同一人物だよ。別人だよ。と教えてあげることは可能。

GooglePhotos有料化対応

GooglePhotosが6/1より有料化するので、身辺整理を(笑)

まず、GooglePhotosがどうなるのかを確認。

  • 今までは「高画質」での写真、動画保存は無制限の無料でった
  • 2021/6/1以降にアップする写真や動画は形式にかかわらずGoogleドライブの利用量としてカウントされる
  • Googleドライブの無料使用量は通常15GB
  • 2021/6/1より前にGoogle Photosに上げた写真、動画に関しては課金されることはない

ってことですね。2021/6/1以前に上げた写真や動画と、それ以降の写真や動画の容量をどうやって管理するのか気になりますが、こういった要件になります。

https://japan.cnet.com/article/35162321/

という訳で、まずはゴミ掃除。とにかくGoogleドライブ内のゴミを消してみよう。

私は何かのキャンペーンで17GBが無料。でも既に15.2GB使用中!

「保存容量」をクリックすすと何がどのくらい容量を使っているか出るのですが、なんだこのisoファイルは(笑) 速攻消します。

Googleフォトってフォルダーがある?
フォルダを開くと

確かに、一時期Googleドライブで同期してた時期があったような。今は使ってなくて、消しても良いということなので、速攻削除!

消して、ゴミ箱を空にしても保存容量はすぐには反映されない模様。(1時間ほど経ってから見たら更新されてました)

さて、ようやく本題。どんだけGoogleドライブを整理してオもGooglePhotosを使う限り15GBは超えてしまうので、選択肢を考えねば。私の場合この3つかな。

  1. そのままGoolgePhotosを使い続ける(一番楽)
    • 「保存容量を購入」で100GBで240円/月(2021/5/2現在)でそのまま使える。年間2,880円
  2. Amazon Photosに移行する
    • Primeメンバーは、無制限のフル解像度のフォトストレージと、5GBのビデオストレージを利用可能(私はAmazon Primeからは既に出られない状況なので実質タダ)
    • 人物検索や、日時、場所などの検索ができるので、GooglePhotosに近い使用感で使える
    • 動画はどっか別に保存する必要がある(NASに保存しようかな)
  3. NASに保存する
    • 私はQNAPユーザなので元々使ってるQFILEで写真はすべてQNAPにも保存しており、QNAPからAmazon S3 Glacierにバックアップを取ってるので保管という意味では既にコンプリート
    • 検索って意味では難がある

という訳で調べてみたところQuMagieってのがなんかかっこいい!

でも、私の古いQNAP(TS-269Pro)は対象外みたい。。。

https://www.qnap.com/ja-jp/software/qumagie

私のQNAPでも使えるPhoto Stationって機能もあるんだけど、共有をメインに考えてるソフトで検索って意味だとやっぱりQuMagieかな。まぁ、QNAPを買い替える時はちょっと考えるとして。

まぁ、やっぱり、普段使いはAmazon Photosを使いつつ、写真、動画全体のバックアップはQNAPにQFILEでバックアップ。がいいかな。

AWS S3 Glacier deep archive

今年のre:Inventで発表されたGlacier deep archive
個人的には大変有り難いです。
私はQNAPのバックアップをGlacierに取ってます。
私のバックアップ量は340GB程度で毎月1回バックアップして月額$1.5程度です。
これが1/5になるということは1TB置いても$1程度という。
まだアナウンスのみですがおそらく今年の上期には使えるようになるのではないかと思います。とても楽しみです。今までは重要ファイルのみをバックアップしてましたが、これだけ安くなれば仮想マシンのイメージごと残しておいてもいい感じですよね。

QNAPのバックアップとしてAWS Glacierを使う

QNAPではHybridBakcupSyncというアプリが使えてAWS Glacierなどにスケジュールバックアップすることができる。
方法は至って簡単「Cloud Backup Sync で Amazon Glacier に接続する方法は?」の通り。
ただ気を付けないといけないのが、あらかじめAWS側でVaultを作成してそこを指定すると以下の様なエラーが出て先に進めない。

ストレージ指定で存在しないVault名を書いて先に進むと、最初のバックアップ時にVaultを自動で作ってくれる。

オプションでローカルのファイルが消された場合何日後にGlacierからも消すといった指定ができて中々素敵です。

ちなみに今回、200GB、46,000ファイルをGlacierにアップロードしたところ、Put課金 39,952 Requests ($0.0571 per 1,000 requests) = $2.28、200GB($0.005/GB・月)=$1/月だそうです。
ハイパーファミリーの回線で約8時間かかりました。計算すると平均55Mbpsくらいですかね。十分な速さだと思います。
ただし、転送は8時間で終わるのですが、その後、Glacier側で書き込み処理をするようで、実際にVault Inventoryのサイズが上がりきるまで4時間ほどかかりました。まぁ、災害対策的な保管なら全く問題ないですね。
もっとクイックに入れたり出したりしたい人は素直にS3を使いましょう 🙂
【2017/1021 追記】
Glacierに直接バックアップすると、QNAPの情報が失われたとき戻せない可能性が高い(試してない)のでこちらの方法に変更しました。QNAPのバックアップとしてAWS S3 to Glacierを使う
参考情報

QNAPに接続したUPSと連携する

QNAP TS-269ProにAPC RS550GをUSB接続してQNAPの電源を保護しているのだが、このUPSには他のサーバも繋がっている。
なので、QNAPがUPS Serverになってくれたらいいなぁ。と言うわけで調査。
QNAP(QTS 4.2.0 Build 20151023時点)のUPSソフトウェアはnutのようだ。
また、WebUIからUPS設定で「ネットワークUPSサポートを有効にする」にチェックを入れて、IPアドレス1にアクセスさせたいサーバのIPを書いておくとアクセスできそう。
/etc/config/upsに設定ファイルがある。
ups.confを見ると、QNAPでは”qnapups”という名前でUPSを定義しているようだ。
と言うわけであっさり見えた。

root@abel:/etc/nut# upsc qnapups@192.168.x.x
Init SSL without certificate database
battery.charge: 100
battery.charge.low: 10
battery.charge.warning: 50
battery.date: 2001/09/25
battery.mfr.date: 2013/07/25
battery.runtime: 1172
battery.runtime.low: 300
battery.type: PbAc
battery.voltage: 13.6
battery.voltage.nominal: 12.0
device.mfr: American Power Conversion
device.model: APC RS 550G
...