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QNAP TS-230でMRTGを動かす

今までTS-269 Proを使っていたが老朽化したのでTS-230に買い替えたのだが、他にも買い替えたい理由があり、その一つがコンテナステーションが使えることだった。

という訳で、さっそくMRTGをQNAPで動かしてみた。びっくりするくらい簡単に動いた(笑)

使ったコンテナは以下の2つ

※TS-230はARMアーキテクチャなのでx86用のコンテナは使えないので注意

ほんとは、docker-compose(コンテナステーションでもCreate Applicationから作れる)でコンテナ連携して上げるのがかっこいいと思うけど今回は手動で。コンテナ内に設定残しちゃってるのであんまりいいやり方ではないです。

とりあえずちゃっちゃっと上げる手順を。

コンテナステーションを立ち上げてCreate選んで検索ウインドウでrpi-mrtgとかnginxとか書いてDocker Hubを検索すると目的のコンテナが出てくるので選んで「Install」!

ちなみに、mrtgで検索を掛けると出てこない。また、アーキテクチャがARMでないものも出てしまうので、コンテナイメージ探しはdocker hubでアーキテクチャを指定して探した方がいいかも。

例) https://hub.docker.com/search?q=mrtg&type=image&architecture=arm%2Carm64

その時に、色々聞かれるけど、ほとんど弄る必要はない。

MRTGのデータを保存するところをShered FolderでQNAP内のフォルダを共有しておく。そうしないとnginxコンテナとコンテンツフォルダを共有できないので。QNAP内のフォルダ共有以外のも色々方法はあるけど。まぁ、これが一番楽でしょう。

あとは、Create押せば立ち上がります。

次にnginxコンテナも作る。MRTGをWEBアクセスすることを考えると、Network ModeはBridgeでIP付けといた方がいいと思う。

nginx側でもフォルダ共有かけときます。MRTGでデータ保管で指定したフォルダを/usr/share/nginx/html(デフォルトでここを見る設定になってます)にマウントしておく。

これで、コンテナを立ち上げればhttp://192.168.1.10/でMRTGが見えるはず。

MRTGのcfg書きとかは、コンテナに入って書く。(ほんとは、ファイルリンクしてQNAP側のファイルを書き換えれば反映さるる方が美しいけど、面倒だったので、コンテナ内を編集しちゃいました。。。)

コンテナに入るには、例えばOverviewからコンテナの「>_」をクリックして/bin/shを起動すればWEBから入れます。

以上!