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127.0.0.53の正体

Ubuntu 18.04 LTSに上げたら DNSが引けなくなって
/etc/resolv.confを調べたら 127.0.0.53という謎のDNS指定があり、 書き換えても再起動したら元に戻ってしまう。。。

どうやら、127.0.0.53は systemd-resolvedというのがサービスしてるらしい。まぁ、ローカルIPの逆引きやらを垂れ流さないようにするためにちょっと賢いレゾルバをローカルにってことかな。

ただ、これが悪いわけではなく、問題は一緒についている options edns0 でした。YAMAHAのRTX810をDNS参照先にしてるのですが、RTX810は edns0に対応していないのでエラーになっていたという。。。

YAMAHAさん、edns0対応してくれないかな。。。

ちなみに systemd-resolvedが動いてると /etc/resolv.confは自動的に書き換えられてしまうので変更しても無意味。DNSサーバ参照設定は /etc/systemd/resolved.conf に書きましょう。

p.s.

ubuntuは/etc/resolv.conf -> ../run/resolvconf/resolv.conf のようにリンクを張っているのですが、なんで /run/systemd/resolve/stub-resolv.conf にリンクしないんだろう。。。これがsystemd-resolvedが書き換えているファイルな気がします。 systemd-resolved を再起動すると、このファイルが書き換わっているのですが、なんせ、リンク先が違うので反映されない。OSごと再起動すると反映されるので起動スクリプトかなんかでやってるようですが。なんでこんなことしてるんでしょうねぇ。

AWS S3 Glacier deep archive

今年のre:Inventで発表されたGlacier deep archive
個人的には大変有り難いです。
私はQNAPのバックアップをGlacierに取ってます。
私のバックアップ量は340GB程度で毎月1回バックアップして月額$1.5程度です。
これが1/5になるということは1TB置いても$1程度という。
まだアナウンスのみですがおそらく今年の上期には使えるようになるのではないかと思います。とても楽しみです。今までは重要ファイルのみをバックアップしてましたが、これだけ安くなれば仮想マシンのイメージごと残しておいてもいい感じですよね。

業者決定後にしなくちゃいけないこと

業者が決定し、契約を結ぶと本格的な打合せが始まります。

家を建てる為には以下のような流れになります。

  1. 建てる土地の確認 – 契約前にもざっくりはやりますが、建築申請やローンを組む為の土地の細かな測量をします。
  2. 建築申請の為の図面確定 – 建物の工法、窓、建てる土地などを確定させて建築許可申請をする必要があります。
  3. 確定契約 – 図面は確定してますが、内装や電気配線、はたまた壁紙など細かな仕様決定をして請負契約を結びます。これ以降の変更は仕様変更になり普通は追加料金が掛かります。
  4. ローン申し込み – 通常は建築会社経由でローンの申請の準備をしてくれますが、最終的には銀行に赴いて契約をする必要があります。
  5. 地鎮祭
  6. 盛り土・地盤改良工事(必要に応じて)
  7. 基礎工事
  8. いよいよ本体建築!

中々先は長いですね(^^;

HEMS導入検討

自宅建築の打ち合わせ真っ最中なのですが、せっかく太陽光発電を入れるんだし、HEMSを入れて電力消費・発電の見えるかと家電のコントロールができるように検討しました。

HEMSを入れると何ができるのか?

基本的には電力の消費と発電の見えるかなのですが、最近のHEMSはとても高機能です。例えば、その時間の電力の買電価格と売電価格を比較して、太陽光発電を使ってエコキュートを動かした方がいいのか、売電した方がいいのかを勝手に判断したり、部屋中のエアコンを自動制御して冷やし過ぎないように温度調整したり、ドアの鍵やブラインドのトロールをしたりと実に多彩です。HEMSは色々な企業が出していますが、今回はもっともメジャーなPanasonicのAiSEG2で検討しています。

費用対効果

色々できるのですが。。。

上記に様な制御をするためには、エアコン、エコキュート等もPanasonicにする必要がありHEMS連携のアダプタも必要なります。(他社でも連携できるものもありますが、連携できる機能が限定的です。ウィザースの場合、Panosonicの製品はあまり安くならず、価格差があまりにもあるので、結局HEMSはAiSEG2モニタなし(MKN704)とスマートコスモ分電盤(BHM85221 )のみの導入としました。

ちなみに、どのくらい差額があるかと言うと、370Lエコキュート日立 BHP-F37RUとPanasonic HE-NS37JQSとの差額が126,500円、56kWタイプエアコン ダイキン S56VTEP-WとPanasonic CS-568CF2との差額が46,600円でした。

自宅のテレビアンテナ検討

自宅新築計画中ですが、テレビアンテナをどうするか悩んでいます。選択肢は以下の通りです。

  1. 普通にアンテナを設置する – 10万円くらい
  2. フレッツ・テレビ(東日本) に申し込む – 現在フレッツを使ったソフトバンク光を利用しているのでソフトバンク・テレビで5,200円+750円でTV受信をネットでできます。アンテナの寿命が20年だとすると18万円。
  3. CATVにする – 私の住んでいる地域だと J:COM がメジャーですが、試算したら「スマートお得セレクト NET320M」で6,648円(税抜)でした。(キャンペーンで12か月間は4,750円(税抜)) ソフトバンク光 相当のネット代5,200円を引きくと1,448円。20年で約35万円。(J:COMの場合は、地デジ・BS・CSで31CH見られる。ネットは320MBpsなので全く同じ条件ではない)

まぁ、地デジ・BSしか見ない想定で価格だけ考えればアンテナ付けた方がいいですね。。。さてどうするか。

自宅電気料金プラン検討

※この記事は2018年10月時点の情報となります。(一部URLリンクは更新しました)

自宅を建築予定でようやく設計が固まってきました。新居は太陽パネルが5.5kVA程載る予定です。また、給湯器をガス電気ハイブリッドのエコワンにするか、ガスオンリーのエコジョーズにするか悩んでいます。

現在の電気契約は40A 従量電灯Bです。毎日ドラム式洗濯機の乾燥機使っていたり暖房を電気エアコンに頼っているため同プランの過程に比べると使用量は多めです。この特性は新居でも変わらない予定です。

TEPCO でんき家計簿より

考慮すべきなのは以下の点かと思っています。

  • 太陽パネルで天気のいい日中は全電力を賄える
  • 昼間は誰も家にいない
  • 夜間洗濯乾燥機を利用するなど電力を大量に消費する

検討1 夜トクプラン  – 昼間の価格が高いわりに夜の価格もあまり下がってない。。。

検討2 スマートライフS  – 総容量1kVA以上の夜間蓄熱機器またはオフピーク蓄熱式電気温水器(つまりエコキュート)があることが前提なプランですが、エコワンがこの対象に入るのか確認中です。 残念ながらエコワンは対象外でした。

エコワンはお湯が足りなくなったらガスで沸かすという方式なので一般的なエコキュートより小さめです。(そもそもエコキュートの方がいいかも)

というわけでそもそもエコキュートにすることにしました(笑)

検討3 – 意外と従量電灯Bがいいのでは? 従量電灯Bだと基本料金は契約電力によって決まりますが、電力の使用量ごとに段階的に価格が設定されていて最初の120kWhまでは19.52円とかなり安いです。ただし120kWhを超えるといきなり26円と跳ね上がります。太陽光発電の売電価格は2019年度で24円/kWhです。そう考えると、買電量を120kWh以下に抑えられるなら実は従量電灯Bも捨てたもんじゃないんじゃないかと思います(たぶんほとんどの月で無理ですが^^;)

もう少し悩んで決めようと思います。。。

結論 2018/10/16

給湯器はエコキュートにしました。まぁ、3人家族なら360リットルで湯切れを起こす事はないでしょう。。。たぶん。

電力プランはスマートライフS/Lの一択ですね。60Aを超えるとLになるようです。

これでガス代が下がるはず!

Ubuntu 16.04.05 LTS to 18.04.01 LTS Upgrade

久しぶりにUbuntuのUpgradeしました。私はLTSで運用してるので、前回は 16.04 .05からのUpgradeとなりました。

Upgrade自体は do-release-upgradeを叩くだけ。

ただその後、何が起こるかが問題な訳ですが、今回は割と軽微な問題だけでした。

1. dovecotが起動しない。dovecot.keyが無いそうです。私は元々自分で取得した証明書を使っていたので、置き換えて無事起動。

Sep 30 20:12:30 abel systemd[1]: Started Dovecot IMAP/POP3 email server.
Sep 30 20:12:30 abel dovecot[17512]: doveconf: Fatal: Error in configuration file /etc/dovecot/conf.d/10-ssl.conf line 13: ssl_key: Can't open file /etc/dovecot/private/dovecot.key: No such file or directory

2.zabbix Serverが起動しない。zabbix_server.confが読めないそうだ。MySQLのユーザ、パスワードがべた書きしてあるので、600にしていたのですが、ダメなようで。とりあえず、zabbixに対して開けました。

Sep 30 20:53:27 abel systemd[1]: Started Zabbix Server (MySQL/MariaDB).
Sep 30 20:53:27 abel zabbix_server[22846]: zabbix_server [22846]: cannot open config file "/etc/zabbix/zabbix_server.conf": [13] Permission denied
Sep 30 20:53:27 abel systemd[1]: zabbix-server.service: Main process exited, code=exited, status=1/FAILURE
Sep 30 20:53:27 abel systemd[1]: zabbix-server.service: Failed with result 'exit-code'.

iPhone 6s Plus with iOS12

iOS 11にして以来発生していた Bluetoothヘッドフォンへの接続切れが直った!
全体的に軽くなったし。
iOS12素晴らしい!
というかiOS11がクソ。。。
p.s. 2018/10/6
iOS12一つだけ、問題ありました。
インターネット共有掛けると、解除してもクライアントが繋がったままになってしまいます。私は機内モードにして強制切断して対処してます。

自宅建築業者選定

自宅建設

今、実家の土地に自宅を建てようとしています。
まずはベンダー選定。検討したベンダーは以下の通り。どこも全国的にメジャーな企業ではなく地域の企業から選定しています。大手はやっぱり価格が高め。もちろん安く作ることもできるのですが、同じ素材で作ったら大手の方が高めだと思います。
実はこれ以外にも見に行ったメーカーは5社ほどあります。半年悩んだ末に最後はPOHAUSとウィザースで一騎打ちの結果、ウィザースに決めました。

比較検討

調査項目は私の主観です。価格は、あくまでに私の希望に対しての各メーカーの回答です。

メーカー アルネットホーム SUDO POHAUS(ポラス) 松永住宅 ウィザースホーム(新昭和)
本体価格(万円) 2320 2254 2080 1645 2136
延べ床面積(坪) 41.13 38.2 33 42.65 35.68
延べ床面積(坪) 56 59 63 39 55
工法 TS TS TS TS(テクノストラクチャー) 2×6
断熱 発泡ウレタン吹付 グラスウール グラスウール グラスウール 発泡ウレタン吹付
外壁 サイディング モルタル モルタル(耐久15年?) パナソニック タイル(50年はもつ?)
屋根 選択可能 アスファルトシングル コロニアル(耐久20年?) 瓦(50年はもつ?)
無垢材 無垢材 無垢材 合板(表面フィルム) 合板(表面木材スライス)
太陽光発電 Qセルズ5K込み 含まず パナソニック 3.6K 含まず(選択す場合はパナソニック) Qセルズ4.5K込み
火災保険 未確認 未確認 T 未確認 T
30年間のメンテナンス費用(万円) 未確認 未確認 335 未確認 240
特徴 自由度の高さ デザイナーズホーム デザイン力 低価格、パナソニックのサイディング リーズナブルなタイル、2×6の家

各メーカーの私のイメージ

  • アルネットホーム  – 何でも選べる。自分がどんな家を建てたいかはっきりイメージ出来ているならいいかも。デザインは基本、担当についた営業(主に店長)がこなします。やはり専門のデザイナー(設計士)ではないので物足りなさは否めませんでした。
  • SUDO – 元々北海道の会社で千葉に息子さんが支店を構えています。家の設計思想はHPでご確認ください。関東に持ち込んだ北海道仕様の高気密・高断熱の家をというコンセプトです。モルタル、アスファルトシングルの美しい家です。デザイナーズ住宅に分類されるんですかね。
  • POHAUS – 8人のエキスパートデザイナーが提案時から入ります。はっきり言ってすごいです。プレゼンを受けたらまず確実に感動すると思います。白模型も秀逸です:-)
  • 松永建設 – 今、浦和美園辺りでPOLUSと二分する勢いで建売を建ててれビルダーです。パナホームから技術供与、資材提供を受けていてテクノストラクチャー(一部鉄骨を使った木造軸組工法)&高耐久サイディングの家がパナホームよりは大分安く建ちます。(標準内装は若干チープ)
  • ウィザース – 新昭和が手掛けるブランド。クレバリーホームなんかもやってる会社です。ウィザースブランドはタイル外壁、2×6工法での施工になります。

決定の理由

ウィザースを選定した理由は全体的な品質の高さ。タイル・瓦による30年間のメンテナンス費用の低さです。今でもPOHAUSのデザインには魅力を感じていてもし、POHAUSを選んでいたらどんなワクワクする家が建っただろうと思わなくもないですが、世の中に建っているモルタル・コロニアルの住宅の15年後を見ると外壁塗装は必要だと思うし、30年経てば屋根もかなり危険な状態になっているように見えます。もちろん技術が進歩しているので、今建てた家が30年後に同じようになるかというと違うのかもしれませんが基本的には変わらないと思います。何だかんだ言って一番持つのは焼き物です。塗ってるわけではないので、色落ちしたり劣化したりはほとんどありません。また、2×6による基本的な耐震性の高さ。対火災性の高さ。まぁ、TS工法(従来工法)でも十分な性能は出せるとは思うのですが、基本性能に拘った選択となりました。